歯科レントゲンで「骨密度の危険信号」を可視化

― 整形外科未受診の女性に向けた、新しいスクリーニングモデルを盛岡で本格導入 ―

2025年7月、医療法人颯爽 デンタルスクエアもりおか青山(院長:松浦政彦)は、歯科用レントゲンを活用した骨粗鬆症スクリーニングサービスを本格的に開始します。

使用するのは、株式会社メディアが開発したAI搭載画像解析ソフト「PanoScope」。このソフトにより、パノラマレントゲン画像から皮質骨の厚みなどを自動計測し、骨粗鬆症のリスクを数値で可視化できるようになります。

当院では、2024年に東北で初めてこのソフトを導入し、現在では東北地方でも導入医院は3院にまで増えています。

歯科だからこそできる「気づき」のきっかけづくり

骨粗鬆症は、進行しても自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうことの多い疾患です。特に50代以降の女性はリスクが高くなる一方、症状がないため整形外科で検査を受けたことがないという方も少なくありません。

そんな中、予防歯科の普及により、歯科医院へ定期的に通院される方が増えている今こそ、歯科でのスクリーニングが“ちょうどいい入口”として注目されています。

当院では2024年から試験的にこのサービスを導入し、多くの患者さんや整形外科医からも高い評価をいただいてきました。そしてこのたび、2025年7月からの本格導入に至りました。

サービスの流れと費用について

このスクリーニングは、通常の歯科診療で撮影する**パノラマレントゲン(保険適用内)**を使用し、その画像をPanoScopeで解析します。

  • 分析は無料
  • 結果をもとに、骨密度の低下が疑われる場合は整形外科医へ紹介状を発行(保険適用・自己負担約400円)
  • 整形外科での本格検査や治療のきっかけに

対象となるのは、45歳以上で、これまで整形外科の骨粗鬆症検査や治療を受けたことがない女性。忙しい日々の中で、つい受診を後回しにしていた方に、歯科という“生活の中にある場所”から、健康のヒントをお届けします。

地域医療への展望

この取り組みでは、2025年度に年間200名へのスクリーニング提供を目標としています。すでに盛岡市内の数軒の専門医院から前向きな評価を受けており、将来的には10施設以上との連携を目指しています。

院長・松浦政彦からのメッセージ

「歯科は、予防歯科の普及により、定期的に通院する場所として定着しつつあります。
そうした場で、骨粗鬆症のリスクに気づいていただける機会を設けることには、大きな意味があると感じています。
骨粗鬆症は、進行してから気づかれることが多い疾患ですが、早期に発見し、治療につなげることができれば、将来的な骨折や生活の質の低下を防ぐことも十分可能です。
歯科と整形外科は、顎骨壊死のリスクを含む薬剤の管理など、もともと密接な連携が求められてきた診療科です。今回の取り組みは、その関係を地域の中でより実践的なかたちにしていく第一歩です。
歯科から始まる健康チェックが、地域の健康寿命を守るひとつのモデルとなるよう、引き続き取り組んでまいります。」

本記事は、医療法人颯爽 デンタルスクエアもりおか青山による地域医療への貢献活動の一環として発信しています。今後も、予防歯科から広がる健康づくりの輪を、地域と共に育んでまいります。

📍公式サイトを見る
📩 お問い合わせ:sassou@ds-morioka.com

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